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【石油・天然ガス】

中露原油パイプラインが東北パイプライン網に連系 (10/12/29)
2010/12/29
中国【石油・天然ガス】

 12月28日、新廟〜垂楊間パイプラインのロシア原油導入能力拡張工事が完了して全線運転を開始し、ここに中露原油パイプラインと東北パイプライン網との連系が実現した。来年1月1日より、正式にロシアから年間1,500万トンの原油を受け入れることになる。

 新廟〜垂楊間は全長216キロ、直径813mm、圧力6.3Pa。旧来の新旧2本の「八三」パイプラインと並行し、松原、農安、長春を経由する。2009年10月に着工され、管道公司第四事業部が14ヶ月かけて施工した。

 新廟〜垂楊間の新規パイプライン開通により、上流は中露パイプラインと大慶、吉林の2大油田を結び、下流は東北、華北の製油所に連なるエネルギーの大動脈が形成され、東北旧工業基地の振興と地方経済牽引の新たなエンジンになる。

 (中国石油報 12月29日)