権威筋からの情報によると、中国海洋石油(CNOOC)と中聯煤層気（中聯煤）は協議書に調印し、CNOOCが中聯煤の株式の50％を約12億元で買収することになった。

　中聯煤はもともと中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)と中煤集団の共同出資であったが、2年前にPetroChinaが資本を引き揚げて以来、中煤集団の全額出資による炭層ガス専門公司となっていた。現在、中聯煤は総面積2.01万km2に及ぶ合計27の炭層ガス鉱区を有し、対外共同開発鉱区は14ヵ所になる。

　CNOOCは今回の買収により、中聯煤から500億m3の炭層ガス確認埋蔵量を獲得することになり、中国国内の炭層ガス事業への本格的参入を果たす。

　（京華時報 12月31日）