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中国
【石炭】

神華集団が新疆に年産300万トンの石炭液化事業 (10/12/31)
2011/1/5
中国【石炭】

 神華集団有限責任公司は新疆自治区米東区で年産300万トンの石炭液化事業を行うことになった。立地先は甘泉堡工業区米東パークの敷地4平方キロ。2段階に分けて建設を進め、3年半で完成する。各期の投資額は200億元超。第1期が完成すると直接液化100万トン、間接液化50万トンになり、すべて完成すると年産300万トンの規模になる。主に軽油を生産するが、液化ガス、重油、ナフサ等の副産物の生産も可能。

 石炭液化は中国のエネルギー戦略の重要な方向性の1つになっており、石炭資源の豊かな新疆には石炭液化事業の展望が広がっている。石炭は今後の化学工業において、代替エネルギーとして主導的な地位を占めることになる。新疆の石炭資源は全国の予想資源量の40%以上を占めている。

 (中国石化新聞網 12月31日)