中国石油化工集団(Sinopec)国際石油工程公司はミャンマー中部でガス油田を発見した。天然ガス埋蔵量は9,090億ft3（257.4億m3）、原油埋蔵量は716万バレルと予想される。報道によると、Sinopecは今後同鉱区でさらに多くの石油・天然ガス資源を確認できることを期待している。Sinopecは長年ミャンマーで作業を行ってきたが、大きな発見は今回が初めて。

ダウジョーンズの報道によると、今回の発見によってミャンマーの石油・天然ガス資源開発分野における中国企業の地位はさらに大幅に高まることになる。

　ミャンマーは世界第10位の天然ガス埋蔵国であり、少なくとも4つのガス田で、それぞれ9兆ft3以上の天然ガス鉱床が発見され、すでに開発に進んでいる。中国は近年、ミャンマーのエネルギー投資を拡大し、中国石油天然ガス集団(CNPC)、中国海洋石油総公司(CNOOC)、中国石油化工集団(Sinopec)はいずれもミャンマーで事業を行っている。

　（北京商報 1月7日）