中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)傘下の中石油煤層気公司の接銘訓総経理(社長)は、2015年には炭層ガス販売量を、2010年の3億m3の13倍以上に当たる40億m3に増やすとの意向を表明した。接銘訓総経理は、中国は世界第3の炭層ガス埋蔵国であり、炭層ガス開発について海外の投資家や企業との協力を歓迎するとも述べた。 PetroChinaは中国のクリーン・エネルギー需要を賄うため、2015年には天然ガス生産量を1,300億m3にするとともに、シェールガスや炭層ガスなど非在来型エネルギー事業を発展させる計画。2008年の資源評価によると、中国の炭層ガス原始埋蔵量は36.8兆m3に上る。しかし、接銘訓総経理によると、中国で発見された埋蔵量は100分の1にもならない。最大の問題は地質評価が追いつかないことである。 国務院が中国国内において外国企業と炭層ガス共同開発を行なうことを許可している企業は3社。PetroChinaの他は、中国石油化工(Sinopec)と河南省煤層気開発利用有限公司である。接銘訓総経理によると、PetroChinaの外国との炭層ガス共同開発事業は現在11件、今後も対外協力を増やすことになるが、技術と経済力を考慮に入れる必要がある。 なお、中国の第12次5ヵ年規画の炭層ガス開発目標は年産200億m3になる。 (香港文匯報 2月17日)
中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)傘下の中石油煤層気公司の接銘訓総経理(社長)は、2015年には炭層ガス販売量を、2010年の3億m3の13倍以上に当たる40億m3に増やすとの意向を表明した。接銘訓総経理は、中国は世界第3の炭層ガス埋蔵国であり、炭層ガス開発について海外の投資家や企業との協力を歓迎するとも述べた。
PetroChinaは中国のクリーン・エネルギー需要を賄うため、2015年には天然ガス生産量を1,300億m3にするとともに、シェールガスや炭層ガスなど非在来型エネルギー事業を発展させる計画。2008年の資源評価によると、中国の炭層ガス原始埋蔵量は36.8兆m3に上る。しかし、接銘訓総経理によると、中国で発見された埋蔵量は100分の1にもならない。最大の問題は地質評価が追いつかないことである。
国務院が中国国内において外国企業と炭層ガス共同開発を行なうことを許可している企業は3社。PetroChinaの他は、中国石油化工(Sinopec)と河南省煤層気開発利用有限公司である。接銘訓総経理によると、PetroChinaの外国との炭層ガス共同開発事業は現在11件、今後も対外協力を増やすことになるが、技術と経済力を考慮に入れる必要がある。
なお、中国の第12次5ヵ年規画の炭層ガス開発目標は年産200億m3になる。
(香港文匯報 2月17日)