国家発展改革委員会は3月31日、10件の大型風力発電事業を一気に承認した。 今回承認された十大風力発電事業のうち、6件は内蒙古自治区にあり、さらにその中で、深セン能源の義和塔拉2号、中国電力投資集団の建華2号、国華能源の太平沼、華能の開魯建華の4件のプロジェクトは通遼市開魯県に建設される。開魯県の4件のプロジェクトはいずれも30万kW、合計で120万kW規模になり、系統連系価格は税込0.54元/kWh。 他の内蒙古自治区のプロジェクトは、華能の通遼科左後旗努古斯台景観風力発電所10万kWと、同じく華能の通遼科左中旗浩日格吐風力発電所30万kW。系統連系電価格はいずれも税込0.54元/kWh。 残りの4件のうち、江蘇華電灌雲風力発電事業10万kW、華能啓東風力発電所第2期9.4万kW、江蘇国華東台風力発電所第2期の3件は江蘇省に建設される。系統連系価格は税込0.61元/kWh。 もう1件は広東核電の張家口風力発電所10万kW事業。 3月中旬時点の中国の風力発電累計設備容量は4,450万kWに達し、風力発電市場の伸び率は世界トップである。 しかしながら、今週開催された「風力発電産業・設備製造発展高層フォーラム」において、国家能源局や工業情報化部の専門家は、中国は世界第1位の風力発電大国になったものの、コア技術と系統連系問題は依然として中国の風力発電の急成長を制約するボトルネックであると表明した。工業情報化部の専門家によると、中国の風力発電設備のうち系統連系を行なっているのは3,107万kWだけであり、風力発電設備のうち26〜30%は未だに系統連系していない。これは、系統連系できない風力発電設備の世界平均の比率10%をはるかに上回る。 (上海証券報 4月1日)
国家発展改革委員会は3月31日、10件の大型風力発電事業を一気に承認した。
今回承認された十大風力発電事業のうち、6件は内蒙古自治区にあり、さらにその中で、深セン能源の義和塔拉2号、中国電力投資集団の建華2号、国華能源の太平沼、華能の開魯建華の4件のプロジェクトは通遼市開魯県に建設される。開魯県の4件のプロジェクトはいずれも30万kW、合計で120万kW規模になり、系統連系価格は税込0.54元/kWh。
他の内蒙古自治区のプロジェクトは、華能の通遼科左後旗努古斯台景観風力発電所10万kWと、同じく華能の通遼科左中旗浩日格吐風力発電所30万kW。系統連系電価格はいずれも税込0.54元/kWh。
残りの4件のうち、江蘇華電灌雲風力発電事業10万kW、華能啓東風力発電所第2期9.4万kW、江蘇国華東台風力発電所第2期の3件は江蘇省に建設される。系統連系価格は税込0.61元/kWh。
もう1件は広東核電の張家口風力発電所10万kW事業。
3月中旬時点の中国の風力発電累計設備容量は4,450万kWに達し、風力発電市場の伸び率は世界トップである。
しかしながら、今週開催された「風力発電産業・設備製造発展高層フォーラム」において、国家能源局や工業情報化部の専門家は、中国は世界第1位の風力発電大国になったものの、コア技術と系統連系問題は依然として中国の風力発電の急成長を制約するボトルネックであると表明した。工業情報化部の専門家によると、中国の風力発電設備のうち系統連系を行なっているのは3,107万kWだけであり、風力発電設備のうち26〜30%は未だに系統連系していない。これは、系統連系できない風力発電設備の世界平均の比率10%をはるかに上回る。
(上海証券報 4月1日)