国家能源局の劉副局長は、水力発電開発座談会において、第12次５ヵ年規画期に1.2億kWの水力発電事業に着工するとの目標を明らかにした。中国は水力発電開発管理を強化し、水力発電の健全な発展を促進する。

　劉副局長によると、中国の水力発電開発は極めて大きな成果を上げたが、開発利用率が低いこと、産業管理が脆弱であること、住民移転問題が日増しに大きくなっていることや、一部の事業建設の質に欠陥があるなどの問題が付きまとい、水力発電開発における新たな矛盾や問題の解決を迫られている。

　劉副局長は、水力発電開発管理における国・企業・地方の業務責任制の確立、工事の質と安全管理の強化、事業法人内部における品質監督管理制度の確立、設計、施工、監督管理、設備製造、設置、運転等の各機関による分業責任制の確立、事業法人を中核とする安全品質管理体系の共同確立、終身品質責任制の実行などを強調した。

　（新華網 4月11日）