6月13日、第2西気東輸パイプライン基幹線が全線開通し、間もなく稼動する。 第2西気東輸パイプラインは、中国が初めて国外から天然ガスを導入する大型パイプラインプロジェクト。同パイプラインは、1本の基幹線と8本の支線からなり、総延長8,653キロ、新疆のホルコスを起点に15の省・市・自治区を横断し、終点は香港。うちホルコス−広州間の4,865キロが基幹線になる。総投資額1,422億元、年間輸送能力300億m3。30年間の天然ガス安定供給を可能にし、エネルギー消費構造の最適化、省エネ・排出削減や経済成長方式の転換などの面で、意義が大きい。 同パイプラインは、機械、電子、金属などの関連産業の発展に波及し、直接投資は3,000億元超に上る。同パイプラインは寧夏自治区の中衛を境に東西両ブロックに分けられ、西ブロックの建設を先行した。西ブロックのホルコス−中衛間は2009年12月に完成し、ウルムチや北京、上海などの都市で天然ガス逼迫緩和に効果を上げている。 東ブロックは2009年9月に着工され、2010年12月には湖南、湖北、四川、重慶への天然ガス供給を開始した。 (中国石油報 6月14日)
6月13日、第2西気東輸パイプライン基幹線が全線開通し、間もなく稼動する。
第2西気東輸パイプラインは、中国が初めて国外から天然ガスを導入する大型パイプラインプロジェクト。同パイプラインは、1本の基幹線と8本の支線からなり、総延長8,653キロ、新疆のホルコスを起点に15の省・市・自治区を横断し、終点は香港。うちホルコス−広州間の4,865キロが基幹線になる。総投資額1,422億元、年間輸送能力300億m3。30年間の天然ガス安定供給を可能にし、エネルギー消費構造の最適化、省エネ・排出削減や経済成長方式の転換などの面で、意義が大きい。
同パイプラインは、機械、電子、金属などの関連産業の発展に波及し、直接投資は3,000億元超に上る。同パイプラインは寧夏自治区の中衛を境に東西両ブロックに分けられ、西ブロックの建設を先行した。西ブロックのホルコス−中衛間は2009年12月に完成し、ウルムチや北京、上海などの都市で天然ガス逼迫緩和に効果を上げている。
東ブロックは2009年9月に着工され、2010年12月には湖南、湖北、四川、重慶への天然ガス供給を開始した。
(中国石油報 6月14日)