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中国
【石炭】

新疆12社のSNGがペトロチャイナの西気東輸パイプラインに注入 (11/06/20)
2011/6/22
中国【石炭】

 6月19日、新疆石油化学工業庁管理弁公室の元副主任で現在新疆石油化学工業協会副理事長の李世全氏は、2011年中国国際石炭化学工業発展サミットにおいて、中国石油天然ガス(PetroChina)が新疆の12社の石炭系SNGを西気東輸パイプラインに受け入れると承諾したことを明らかにした。

 現在、新疆で建設中の石炭系SNG事業には、慶華集団、新●集団、中電投集団、華能集団、広匯集団などがある。李世全氏によると、新疆の石炭系SNG事業には国の許認可を要するものもあれば、すでに国に届出を行なっているものある。新疆は先にパイプラインを建設してからSNG事業を立ち上げている。そうすれば、石炭系SNG事業の申請にとっても有利になる。国家発展改革委員会は2011年の石炭化学工業の秩序ある開発に関する通達の中で、年産20億m3以下の石炭系SNG事業は国家発展改革委員会の承認を得ることが必要であるとしている。

 李世全氏は、PetroChinaが2011年に第3西気東輸パイプラインに着工するとともに、数本の新規パイプラインを計画していることを明らかにした。第12次5ヵ年規画期には第4、第5パイプラインを建設することになる。一方、中国石油化工(SINOPEC)も2本のガスパイプラインを計画している。

(財経網 6月20日)

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