国家能源局からの情報によると、中国は第2期海上風力発電特許権事業の入札を間もなく開始する。建設規模は総計150〜200万kWに上り、第1期の100万kWの2倍近くになる。目下起草が進められているエネルギー第12次５ヵ年規画や再生可能エネルギー規画によると、中国は2020年に3,000万kWの海上風力発電を建設することになる。

　国家能源局の劉副局長によると、海上風力発電は世界の風力発電技術と産業競争の最前線であり、中国企業は海上風力発電において国際先進水準に達することが必要。海上風力発電資源の測定評価や発展計画の立案、技術標準やサービス体系の完備、海上風力発電設備と施工の品質と安全性、信頼性の確保など、重点的に対策を進めることが求められる。

　しかしながら、業界筋によると、中国の海上風力発電は陸上風力発電の教訓を汲みとる必要がある。特に海上風力の場合、発電機の交換が一層困難になることを踏まえて風力発電機の品質を重視しなければならない。

　（京華時報 6月28日）