中国海関総署の統計によると、7月のロシアから中国への原油輸出は前年同月比でほぼ半分に激減した。ロシア石油会社Rosneftの発表によると、ESPO(東シベリア−太平洋)パイプラインの輸送量は前年並みであり、つまり、同パイプラインによって輸送される原油の相当量が中国以外の市場に輸出されたことになる。 “Daly of Oil Price”の報道によると、これは中露両国の原油及び天然ガス価格問題をめぐる紛糾が再燃していることを示している。 また、同報道は、10月のプーチン首相訪中時に天然ガス価格について合意文書を調印するという両国の計画も画餅に帰す可能性があると指摘している。 (国家石油化工報 9月5日)
中国海関総署の統計によると、7月のロシアから中国への原油輸出は前年同月比でほぼ半分に激減した。ロシア石油会社Rosneftの発表によると、ESPO(東シベリア−太平洋)パイプラインの輸送量は前年並みであり、つまり、同パイプラインによって輸送される原油の相当量が中国以外の市場に輸出されたことになる。
“Daly of Oil Price”の報道によると、これは中露両国の原油及び天然ガス価格問題をめぐる紛糾が再燃していることを示している。
また、同報道は、10月のプーチン首相訪中時に天然ガス価格について合意文書を調印するという両国の計画も画餅に帰す可能性があると指摘している。
(国家石油化工報 9月5日)