発展改革委員会エネルギー研究所の李俊峰副所長は中国エネルギー企業サミットにおいて、2011年末の中国のソーラー総設備容量が3GW前後に達する可能性があると表明した。今年のソーラー発電の新規設備容量は2GWになり、昨年の新規設備容量の4倍に上る。

　なお、今年8月、中国は初めてソーラー発電事業に対する統一基準系統連系価格を設定したが、このことはソーラー開発業者にとって有利であり、ソーラーの設置が刺激されている。また、開発コストが急低下傾向を示しているため、中国政府はすでに2020年のソーラー設備容量の目標を旧来の20GWから50GWに上方修正している。

　（中国能源網 11月15日）