「技術と設備は全体的に不足している。多くの先進技術の応用は緒に就いたばかりだ」。11月17日に開かれた全国非在来型石油ガス資源探査開発設備開発応用技術シンポジウムにおいて、専門家はこのような共通認識に達した。

　近年、非在来型石油ガス資源の開発と利用は、中国石油ガス産業の焦点になっている。中国の多くのエネルギー企業は次々と非在来型石油ガス分野に進出し、技術と資本の優勢を発揮して、非在来型石油ガス産業の新たな地平を急速に切り開いている。

　しかしながら、中国の非在来型石油ガス資源の探査・開発は緒に就いたばかりであり、1坑井当たりの生産量や採鉱率が低く、産業の大規模な発展が制約されている。特に技術と設備面の蓄積が全体的に不足しており、多くの先進技術の応用は初動段階に止まっている。専門家は、技術イノベーションを強化し、設備の研究開発水準を高めることが急務であると指摘する。非在来型石油ガスの探査・開発のコア技術の研究を重点的に強化し、技術水準を高め、実施効果をデモンストレーションしなければならない。また、非在来型石油ガス探査・開発の特徴と技術的条件に合わせて、設備の適応性、信頼性、経済性を徹底的に研究し、国産設備の規格を高め、国産ブランドの優勢を維持し、国産設備によって非在来型石油ガスの開発を支える必要がある。

　（中国石油新聞中心 11月23日）