12月4日、ダーバンCOP17の「中国コーナー」において「世界及び中国における気候変動対応戦略発展動向の展望」と題するシンポジウムが開催され、国家能源局総工程師兼国際司長の呉貴輝氏が中国の第12次5ヵ年規画期におけるグリーン・低炭素発展の方向性と重点分野について講演を行った。

　呉貴輝氏は、中国は第12次5ヵ年規画期にエネルギー大国からエネルギー強国への発展を実現し、非化石エネルギーの開発と利用を積極的に進めると表明した。さらに、呉貴輝氏は、中国が第12次5ヵ年規画期に水力発電設備容量を20％増やし、系統連系型風力発電を3倍に、ソーラー発電量を8倍に、バイオマス発電量を2倍に増やすとの予想を示した。

　同時に呉貴輝氏は、第12次5ヵ年規画期に省エネ・排出削減の総量と目標を地方政府に実施させ、中国が省エネ・排出削減や低炭素エネルギー開発の面で総量と目標管理の仕組みを実施すると強調した。

　（中国網 12月5日）