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【省エネ・環境】

珠江デルタで新規石炭火力発電所の建設厳禁へ (12/03/06)
2012/3/21
中国【省エネ・環境】

 2014年に広東省は全省範囲でPM2.5のデータのモニタリングと公開を行う。全人代代表で広東省環境保護庁副庁長の陳敏氏が明らかにした。

 広東省はすでに珠江デルタの地級市以上の市と順徳区においてPM2.5のモニタリングとデータ公開を先行させており、今年3月末まで珠江デルタの17サイトのデータも公示する。

 陳敏氏によると、広東省はクリーン大気行動計画の実施を一層強化し、環境保護面から参入基準を厳格にして、事業の許認可の根源から大気汚染物の発生を規制する。また、珠江デルタ地区では石炭火力発電所の新規建設を厳禁し、産業構造の一層の改善を進める計画である。小型ボイラーや老朽化生産能力を淘汰するとともに、火力発電所の脱硫・脱硝対策を加速、推進する、広東省は自動車用燃油の品質向上にも重点を置き、全省の範囲において「粤4標準」を推進する。

 (北極星電力新聞網 3月6日)