12月5日23時15分頃、山西省臨汾市洪洞県左木郷紅光村にある瑞之源煤業有限公司の炭鉱でガス爆発事故が発生、13名が救出されたが、死者は40名に上り、今もなお坑内に74名が閉じ込められている。

　国家安全監督管理総局の李毅中局長や国家煤鉱安全監察局の趙鉄錘局長等は直ちに対応策を取り、山西煤鉱安全監察局から事情を聴取して、被災状況を明らかにするよう求め、付近の鉱山専門救護隊には直ちに現場に急いで、救出活動と二次災害防止に当たるよう命令した。一方、公安部門に対しては、炭鉱主と関係責任者の身柄を確保し、同炭鉱の資料の保全と口座の凍結を行うよう手配した。

　目下、李毅中局長は対策チームとともに現場に向かっており、国家安全監督管理総局の王顕政副局長や山西省の●善忠副省長も現場に急いでいる。霍州鉱業集団の救護隊が目下救出活動に当たっており、汾西鉱業集団や晋城鉱業集団の救護隊も現場へと急いでいる。現在坑内の有害ガス濃度が高いため、救出活動は難航している。

　事故の発生した炭鉱は郷鎮炭鉱であり、1988年に操業を開始し、2000年に規模を拡張していた。査定生産能力は年産21万トン。同炭鉱はライセンス類を完備しており、低濃度ガス坑井とされていた。

　（中国煤炭資源網・国家安全監督管理総局ウェブサイト 12月6日）

　●…革ヘンに斤