1月23日に中国政府が発表した《エネルギー発展第12次5ヵ年規画》は、スマートグリッドの建設を加速し、新エネルギー発電、分散型エネルギー、電気自動車等のエネルギー利用方式に対する受入能力と適応能力を高め、電力系統とユーザーのインタラクティブを実現し、電力系統のそれぞれのプロセスとファクターの高度化と転換を図り。電力系統の安全水準と総合効率を高め、関連産業の発展にも波及させることを提唱している。

　スマートグリッド計画を強化し、キーテクノロジーの研究開発や設備の開発及び実証事業の建設によって、技術路線と発展モデルを確定し、スマートグリッド標準を制定することになる。また、スマートグリッド技術の推進と応用にとって有効な体制とメカニズムを確立し、スマートグリッドの開発に適応した電力価格政策を推進する。スマートグリッドの技術・設備の推進と応用を加速し、電力グリッドの情報化、自動化、インタラクティブ化の水準を高め、再生可能エネルギーと分散型エネルギーの系統連系送電能力を向上させる。マイクログリッド、スマート電力使用コミュニティ、スマートビルディングの建設やスマートメーターの利用を前向きに推進する。第12次5ヵ年規画期にはいくつかのスマートグリッド実証エリアを建設し、キーテクノロジーのイノベーションや設備の研究開発で世界の先頭を走るよう努める。

　（英大網 1月25日）