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【新エネルギー】

2012年の風力発電平均利用時間数が低下 (13/03/20)
2013/3/28
中国【新エネルギー】

 国家能源局は2012年における各省・自治区・直轄市の風力発電の年平均利用時間数を発表した。2012年は一部地区で風力発電の機会損失現象が深刻であり、全国の機会損失風力発電電力は約200億kWhになった。風力発電利用時間数は2011年に比べ若干下がり、一部の省・自治区では約1,400時間にまで下がった。クリーン・エネルギーと投資の浪費が進み、環境矛盾が激化した。関係部門並びに企業は風力発電の受入と利用をさらに重視し、風力発電の利用率向上を適切なエネルギー対策の重要基準として、風力発電の機会損失を可及的速やかに取り除いて、風力の利用率向上、化石エネルギー消費の減少、大気環境の改善、エコロジー文明の建設促進を図る。

 統計によると、国家電網公司エリアの2012年の風力発電平均利用時間数は1,869時間、南方電網エリアは2,265時間。最も多かったのは福建省で2,803時間、最も少なかったのは吉林省で1,420時間。また、青海電網は1,474時間、内蒙古東部電網は1,499時間に止まった。区域電力網の中では最も少なかったのは東北電網で、平均1,490時間であった。

 (中国電力新聞網 3月20日)