重慶市国土資源建物管理局からの情報によると、重慶市は2009年にシェールガス探査を開始して以来、専門基金の投入や地質探査を強化しており、基礎地質調査から、重慶市のシェールガス原始資源ポテンシャルは12兆7,500億m3、可採資源ポテンシャルは2兆500億m3に上り、全国第3位であることを明らかにしている。重慶市は基礎地質調査により、探査開発標的エリアを線引きしている。

　重慶市はシェールガスの探査開発を高度に重視し、シェールガス工作指導小組と省クラス政府の国土資源部局としては中国初の石油ガス管理処（課）を設けて、石油ガス資源管理の新たな仕組みを模索するとともに、国家級、省庁級、直轄市級の「三位一体」のシェールガス技術研究開発体系を構築した。重慶市はシェールガス基礎地質調査と資源評価を展開するため、2009年以降、中央政府財政資金1,000万元を申請するとともに、市の財政専門基金2,813万元を当てて、東南部、東北部等の重点地区に対して4項目のシェールガス資源調査・評価作業を実施した。2012年には国土資源建物管理局が2.49億元の専門基金を手当てして、市全体のシェールガス資源調査・評価作業を始動した。

　（中国国土資源報 5月7日）