ロシア国営石油会社ロスネフチのボグダンチコフ社長は17日、ロスネフチはアタス−アラシャンコウ間の中国−カザフスタン石油パイプラインに石油を供給することは採算に合わないと考えており、同パイプラインへの石油供給の申請は未だ提出していないことを明らかにした。 ボグダンチコフ社長は、現在このルートへ石油を供給することはロスネフチにとって有利ではないが、来年もし同パイプラインがより有利な条件をロスネフチに提案するのなら、その時になって供給の可能性について検討するとした。 なお、11月のロシアとカザフスタンの政府間会議において、2008年の石油輸送通過問題で両国間に合意が成立し、同会議に参加していたロシアのエネルギー相フリステンコは11月26日、この露カ両国の合意の下で、2008年からロシアがカザフスタン経由で中国に対し年間500万トンの石油を輸出するよう計画していると表明していた。 (俄新網 RUSNEWS.China 12月18日)
ロシア国営石油会社ロスネフチのボグダンチコフ社長は17日、ロスネフチはアタス−アラシャンコウ間の中国−カザフスタン石油パイプラインに石油を供給することは採算に合わないと考えており、同パイプラインへの石油供給の申請は未だ提出していないことを明らかにした。
ボグダンチコフ社長は、現在このルートへ石油を供給することはロスネフチにとって有利ではないが、来年もし同パイプラインがより有利な条件をロスネフチに提案するのなら、その時になって供給の可能性について検討するとした。
なお、11月のロシアとカザフスタンの政府間会議において、2008年の石油輸送通過問題で両国間に合意が成立し、同会議に参加していたロシアのエネルギー相フリステンコは11月26日、この露カ両国の合意の下で、2008年からロシアがカザフスタン経由で中国に対し年間500万トンの石油を輸出するよう計画していると表明していた。
(俄新網 RUSNEWS.China 12月18日)