中石油西気東輸管道公司の王小平副社長は第16回北京国際科技産業博覧会エネルギーフォーラムにおいて、天然ガスは石炭や石油よりも大きな優越性を備え、天然ガスの発展に力を入れることは中国のエネルギー戦略の現実的なオプションであり、天然ガスとパイプライン工業の発展が未曾有のチャンスをもたらすと指摘して、「特に昨年末に着工した第3西気東輸パイプラインは台湾にガスを供給するという願いを現実に変えることも期待される」と述べた。

　王小平副社長は、第3西気東輸パイプラインプロジェクトは中南地区と東南沿海地区の天然ガス供給不足を有効に緩和し、海峡西岸経済区の建設と発展を推進すると指摘し、「第3西気東輸パイプラインの完成によって、福建省の天然ガス不足を補うことが出来るだけでなく、長期的には台湾へガスを供給するという願いを可能にするだろう」と述べた。

　（中国科学報 6月5日）