12月17日、中国広東核電集団の1基目の風力発電ユニットが吉林省大安市大崗子風力発電所で電力網との連携に成功した。広東核電集団はクリーン・エネルギー開発の面でも新たな飛躍を実現したことになる。

　大崗子風力発電所が着工されたのは今年7月18日であり、着工と同じ年度内に発電を実現している。年内に同発電所の第1期、合計33基の風力発電ユニットがすべて電力網に連携することになる。

　広東核電集団は原子力発電を展開すると同時に、風力発電などクリーン・エネルギーの開発にも力を入れている。特に2005年以降、風力発電有限公司を設立して、風力発電事業の開発と建設を展開している。大崗子風力発電所の他にも、内蒙古の灰騰梁、河北省の察北、甘粛省の大梁、広東省の台山でも50万kW超の風力発電事業を展開している。

　（国家電力信息網 12月19日）