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【石油・天然ガス】

中国が2018年から自動車用軽油「国5」標準を強制施行へ (13/08/23)
2013/8/30
中国【石油・天然ガス】

 中国は自動車排気ガスを規制するため、2000年から国家自動車汚染物排出第1段階上限基準、すなわち「国1」標準を実施し、2004年7月1日からは「国2」標準に引き上げた。

 さらに、2008年1月1日から3.5トン以上のディーゼル車に「国3」標準を適用し、同年7月1日には3.5トン以下のディーゼル車にも適用して、「国3」標準に達しないディーゼル車の販売と登録を禁止したが、すでに販売されナンバープレートを交付された自動車は除外された。

 2012年1月1日、3.5トン以上のディーゼル車に「国4」標準を適用することになり、今年7月1日からは3.5トン以下にも適用することになった。

 今年6月8日、国家品質検査総局と国家標準化委員会は自動車用軽油「国5」標準を公布し、軽油1,000グラム当たりの硫黄含有量が10ミリグラムを超えてはならないと規定した。これはEUの規格水準に相当する。2017年末までを移行期間とし、2018年1月1日からは強制施行する。

 「国1」から「国5」まで1ランクアップするたびに、自動車1台当たりの汚染は30〜50%減ることになる。

 (新民晩報 8月23日)