8月27日、湖北省政府と中国華電集団は武漢においてシェールガス開発利用戦略協力枠組協定に調印した。湖北省のシェールガス資源原始埋蔵量は約9.48兆m3で中国第5位。主に湖北西部・重慶東部地区、湖南・湖北西部地区、江漢盆地並びにZigui盆地に分布している。

　国土資源部が2012年10月に行った第2回シェールガス探鉱権入札において、華電集団と湖北省地質調査院が協力して鶴峰シェールガス鉱区と来鳳−咸豊シェールガス鉱区の探鉱権を落札した。華電集団は探査開発作業に15.7億元出資することを承諾した。

　協定に基づき、湖北省政府は国の政策の範囲内において、中国華電集団の湖北省における事業計画、資源配置、行政許可、外部協力等の面で便宜と優遇措置を提供し、協調と解決など関連事項をサポートして、シェールガスの探査・開発・利用のため有利な条件を創出する。華電集団はガス発電所、分散型エネルギー、対外協力、事業管理や資金面に優れており、湖北省のシェールガス分布の特性に応じて、分散型エネルギー、区域パイプライン網の建設、シェールガス開発設備の製造や関連化学工業等の事業に投資を行い、現地の発電、分散型エネルギー供給、区域ガス供給等の利用方式を速やかに実現し、湖北省シェールガス商業開発の早期実現に努める。

　（国家石油化工網 9月3日）