中央政府と地方政府系企業の共同出資による初のシェールガス開発公司である四川長寧天然ガス開発有限責任公司が今月中に登記、設立される。同公司は、中国石油天然ガス集団(CNPC)、四川省能源投資集団有限責任公司、宜賓市国有資産経営有限公司並びに北京国聯能源産業投資基金の4社が共同で設ける。出資比率は、CNPCが55%、四川省能源投資集団30%、宜賓市国有資産経営有限公司10%、北京国聯5%。 2012年7月、四川省政府とCNPCは、この共同出資公司の設立で合意していた。同公司は主に宜賓市長寧鉱区のシェールガス開発を手がける。同鉱区は長寧−威遠国家級シェールガス実証区にあり、総面積4,000平方キロに上る。当初の構想では新公司は民営資本に門戸を開放する計画であったが、シェールガスの探査開発は難度が高く、サイクルが長く、開発コストと市場リスクが在来型天然ガスに比べはるかに高いことなどもあって、民間企業は最終的に断念した。 (四川日報 9月6日)
中央政府と地方政府系企業の共同出資による初のシェールガス開発公司である四川長寧天然ガス開発有限責任公司が今月中に登記、設立される。同公司は、中国石油天然ガス集団(CNPC)、四川省能源投資集団有限責任公司、宜賓市国有資産経営有限公司並びに北京国聯能源産業投資基金の4社が共同で設ける。出資比率は、CNPCが55%、四川省能源投資集団30%、宜賓市国有資産経営有限公司10%、北京国聯5%。
2012年7月、四川省政府とCNPCは、この共同出資公司の設立で合意していた。同公司は主に宜賓市長寧鉱区のシェールガス開発を手がける。同鉱区は長寧−威遠国家級シェールガス実証区にあり、総面積4,000平方キロに上る。当初の構想では新公司は民営資本に門戸を開放する計画であったが、シェールガスの探査開発は難度が高く、サイクルが長く、開発コストと市場リスクが在来型天然ガスに比べはるかに高いことなどもあって、民間企業は最終的に断念した。
(四川日報 9月6日)