国家発展改革委員会は関係官庁とともに国家電網公司と南方電網公司の2012年度電力需要側管理目標責任の達成状況について審査を行い、その結果を2013年第38号公告として以下のように発表した。

　2012年は電力グリッド企業が電力需要側管理目標責任審査を実施した一年目に当たり、国家電網公司と南方電網公司はこれを高度に重視して社会責任を真摯に履行し、作業計画案や各種措置を詳細に規定し、所属の省クラス電力グリッド企業を取りまとめて節電事業を実施し、全国の電力需要側管理を顕著に進展させた。各地の経済所管部局による省クラス電力グリッド企業に対する審査結果、各地区間の相互検査及び国家発展改革委員会並びに関係官庁の一部地区に対するサンプル調査に基づいて総合的に評価したところ、国家電網公司と南方電網公司は2012年度においていずれも電力需要側管理任務を、所定の目標を上回って達成し、合計302万kWの電力、117億kWhの発電量を節約した。今後とも電力グリッド企業は引き続き資金投入を増やして自身の節電対策を適正に進めるとともに、積極的に社会全体の節電を促さなければならない。一方、経済所管部局はプロセスの監督と関連業務を強化して、電力需要側管理が幅広く浸透するよう推進しなければならない。

　（中国電力網 10月17日）