中国華電工程集団有限公司はマレーシア国営石油会社Petronasとの交渉を開始した。Petronasからカナダのブリティッシュコロンビア州東北部所在の天然ガス事業の一部株式及びカナダ西北岸に建設される西北太平洋液化天然ガス事業(Pacific Northwest LNG)の一部株式を買収する計画。

　Pacific Northwest LNG輸出プロジェクトは総投資額90〜110億ドルに達すると予想される。Petronasが経営権を有するProgress Energyが運営し、日本の石油資源開発株式会社（JAPEX）がすでに一部株式を有している。このプロジェクトは2013年12月にカナダエネルギー委員会から承認され、現在ブリティッシュコロンビア州と環境保護部門の合法性審査を待っているところである。2015年に着工し、2018年末か2019年に完成させる計画であり、25年の期限中に年間2,200万トンのLNGを輸出することになる。

　（財新網 1月24日）