ボタ総合利用型発電所を建設する企業は、国家発展改革委員会(NDRC)に申請して認可を得なければならない。

　ボタ総合利用型発電所事業申請書はA級プロジェクトコンサルティングの資格を有する機関が作成する。同申請書は、所在地の省クラス政府の投資主管部局が審査して意見書を出した上で、NDRCに提出されるが、計画単列企業（企業の計画案を直接国家発展改革委員会に提出し、国家の指令的計画を請け負い、発展改革委員会から事業に要する資金や物資の分配を受ける企業）集団と中央所轄の国有企業はNDRCに直接申請書を提出することが出来る。

　申請に際しては、環境保護、土地、都市、農村計画など関係部門の審査意見書を添付する。NDRCは関連法規や産業政策に基づき審査を行う。

　ボタ総合利用型発電所の着工状況はNDRCに申告し、建設過程においても建設進展状況を定期的に報告しなければならない。優遇課税措置と補助金の適用を申請できるのは、発電所が完成して運転を開始し、完了検査で合格が認定されてからである。

　（国家電力信息網 1月14日）