ロシア天然ガス大手Gazpromのメドベージェフ副会長は、同社が4年内に所謂「東ルート」から中国への天然ガス供給を開始する計画であることを明らかにした。メドベージェフ副会長は「西ルートのアルタイパイプラインに関する交渉が東ルートの天然ガス供給の実施に対していかなる影響も及ぼすことはない。我々の計画では、中国側が天然ガス受入の準備を順調に進めれば、4年以内に中国への天然ガス供給を開始する」と述べた。メドベージェフ副会長によると、Gazpromは「シベリアの力」パイプラインによって中国へ天然ガスを供給する。「シベリアの力」天然ガスパイプラインは、ロシア北部のヤクート地区にあるチャヤンダガス田と東シベリアのイルクーツク州にあるコビクタガス田から中国へ天然ガスを輸送する。 第1フェーズでは。ヤクート−ハバロフスク−ウラジオストックのトランクパイプラインを建設する構想であり、第2フェーズではコビクタガス田があるイルクーツク生産センターとチャヤンダガス田があるヤクート生産センターを連結することになる。第1フェーズは2018年に稼動させる計画である。 (中国石化新聞網 5月4日)
ロシア天然ガス大手Gazpromのメドベージェフ副会長は、同社が4年内に所謂「東ルート」から中国への天然ガス供給を開始する計画であることを明らかにした。メドベージェフ副会長は「西ルートのアルタイパイプラインに関する交渉が東ルートの天然ガス供給の実施に対していかなる影響も及ぼすことはない。我々の計画では、中国側が天然ガス受入の準備を順調に進めれば、4年以内に中国への天然ガス供給を開始する」と述べた。メドベージェフ副会長によると、Gazpromは「シベリアの力」パイプラインによって中国へ天然ガスを供給する。「シベリアの力」天然ガスパイプラインは、ロシア北部のヤクート地区にあるチャヤンダガス田と東シベリアのイルクーツク州にあるコビクタガス田から中国へ天然ガスを輸送する。
第1フェーズでは。ヤクート−ハバロフスク−ウラジオストックのトランクパイプラインを建設する構想であり、第2フェーズではコビクタガス田があるイルクーツク生産センターとチャヤンダガス田があるヤクート生産センターを連結することになる。第1フェーズは2018年に稼動させる計画である。
(中国石化新聞網 5月4日)