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【電力】

パキスタンカシム港1320MW火力発電事業が始動 (15/05/26)
2015/5/26
アジア【電力】

 5月21日、東方電気集団東方汽輪機有限公司、東方電機有限公司及び山東電力建設第三工程公司は青島において、パキスタンカシム港石炭火力発電所660MW×2基のタービン設備契約に調印した。「一帯一路」(陸と海のシルクロード)の重要な構成要素である「中国パキスタン経済回廊」初のエネルギープロジェクトが正式にスタートしたことを示すものになる。

 同事業は中パ経済回廊調印後初めての「優先実施事業」になり、中パ両国政府からも高度に重視されている。同事業が竣工すると、年間発電量は約95億kWhになり、パキスタンの電力不足を大幅に緩和するとともに、同国の電力構造とエネルギー構造の調整、需給ギャップの緩和、投資環境の最適化、インフラ建設と雇用の促進、市民生活の改善などの面でも深遠な影響を及ぼす。

 (中国能源網 5月26日)