北京燃気集団の李亜男取締役会主席はパリで開かれた世界天然ガス会議において、北京の天然ガス年間消費量が2014年の105億m3から、2020年までに倍増して200億m3に達するとの予想を示した。

　北京燃気集団は中国最大の都市ガス企業であり、利用者数は800万世帯に上る。

　李亜男は、中国全体の天然ガス消費量も引き続き増加すると述べ、中国にはもっと多くの天然ガス貯蔵施設が必要であり、中国は需要の10％を満たす天然ガス貯蔵施設を備える意向であるとした。

　因みに中国の現在の天然ガス貯蔵能力はわずか40億m3に過ぎない。

　（中国石化新聞網 6月9日）