スプートニクニュース6月26日モスクワ電によると、ロシア天然ガス大手Gazpromのミレル社長は株主総会において、ロシアの中国向け西ルートガスパイプラインが「シベリアの力2号」と命名されることになると表明した。 ミレル社長は「西ルートパイプラインの30年間の天然ガス輸送量は年間300億m3になる。天然ガス輸送地点はすでに確定している。つまり、パイプラインの路線の実際のアウトラインはすでに存在しているということだ、名称は『シベリアの力2号』になる」と述べた。 また、ミレル社長は、西ルートパイプラインに関する合意に基づき、まず1本のパイプラインを建設するが、その後は3本に増やす可能性もあると表明した。ミレル社長は、「そうなれば西ルートの年間ガス輸送量を1,000億m3に増やすことも可能になる」と指摘した。 5月8日、Gazpromと中国石油天然ガス集団(CNPC)は西ルートからの対中天然ガス供給の基本条項に関して合意文書に調印した。このパイプラインは西シベリアのガス田から中国へ年間300億m3の天然ガスを輸送することになる。ガスは「アルタイパイプライン」経由でも輸送される見通しである。 (スプートニクニュース中国版 6月26日)
スプートニクニュース6月26日モスクワ電によると、ロシア天然ガス大手Gazpromのミレル社長は株主総会において、ロシアの中国向け西ルートガスパイプラインが「シベリアの力2号」と命名されることになると表明した。
ミレル社長は「西ルートパイプラインの30年間の天然ガス輸送量は年間300億m3になる。天然ガス輸送地点はすでに確定している。つまり、パイプラインの路線の実際のアウトラインはすでに存在しているということだ、名称は『シベリアの力2号』になる」と述べた。
また、ミレル社長は、西ルートパイプラインに関する合意に基づき、まず1本のパイプラインを建設するが、その後は3本に増やす可能性もあると表明した。ミレル社長は、「そうなれば西ルートの年間ガス輸送量を1,000億m3に増やすことも可能になる」と指摘した。
5月8日、Gazpromと中国石油天然ガス集団(CNPC)は西ルートからの対中天然ガス供給の基本条項に関して合意文書に調印した。このパイプラインは西シベリアのガス田から中国へ年間300億m3の天然ガスを輸送することになる。ガスは「アルタイパイプライン」経由でも輸送される見通しである。
(スプートニクニュース中国版 6月26日)