張高麗副首相は8月26日、北京でロシア天然ガス企業Gazpromのミレル社長と会見した。

　張副首相は次のように表明した。中国は天然ガス協力も含む両国のエネルギー協力に積極的な態度を持している。中露天然ガスパイプライン東線天然ガス事業を前向きに推進し、予定通り完成させて天然ガスを供給しなければならない。また、西線天然ガス事業など戦略的大型事業についても真摯に商談を進める。両国が既存の協力事業を適正に実施に移すとともに、互いに譲り会い、ウィン・ウィンと協力発展を原則に、相互に補完し、ポテンシャルを掘り起こして、新たな協力領域を前向きに模索、開拓して、両国のエネルギー協力が引き続き前向きに発展するよう希望している。

　ミレル社長は、ロシアは中露エネルギー協力を高度に重視しており、中国側と天然ガスのパイプラインと貿易、開発や加工も含めて全面的に協力して、両国の経済発展とエネルギーセキュリティを促進するよう願っていると表明した。

　（新華網 8月26日）