中金オンラインの報道によると、米ホワイトハウスは、無期延期になっていた中露天然ガスパイプライン西線交渉が実質的に撤回されたと発表した。

　報道によると、9月24日、ホワイトハウスのプレス発表会において、Josh Earnest報道官は、中国はロシアへの援助を引き締めているようだと表明した。Earnest報道官によると、ロシアと中国はもともと、ロシアに莫大な経済利益をもたらすエネルギー契約に調印するはずであったが、この契約は撤回された。中国とロシアの間に何らかの協力があるにせよ、そうした協力は最早完璧というわけにはいかない。ロシア経済を促進する上での中国の努力は殆ど成功していないようだ。ロシアは事実上孤立しており、そのためロシア経済も大きな打撃を蒙っている。

　なお、上記の「エネルギー契約」とは中露天然ガスパイプライン西線事業を指す。

　（中国能源網 9月29日）