新華社10月22日北京電によると、中国石油天然ガス集団(CNPC)は10月22日、BPと戦略協力枠組協定に調印したと発表した。両社は石油・天然ガス資源開発を強化し、下流の小売業務の範囲と協力モデルを拡大するとともに、引き続きイラクのルマイラ油田の開発協力を深めて行く。

　CNPCとBPは今回調印した戦略協力枠組協定に基づき、原油、石油製品、天然ガス貿易、炭素排出権取引等の分野で協力機会を探り、技術や企業管理等の面でも互いに学び、ノウハウを交換する。

　BPによると、今回の協定には四川盆地のシェールガス探査開発事業や中国における石油製品小売の合弁協力事業の推進、そしてその他国際協力事業も包摂される。今回の協定により、BPには既存の中国事業に加え、数十億ドルの貿易価値がもたらされることになる。

　CNPCとBPはすでに中国国内において合弁の石油製品小売企業を設けており、両社のブランドを冠した500軒のサービスステーションを経営している。また、国外ではイラクのルマイラ油田向け技術サービス契約をめぐって、優れた協力成果を上げている。

　（新華網 10月22日）