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中広核が馬Edra Global Energyから「一帯一路」沿線のクリーン・エネルギー事業13件を買収 (15/11/24)
2015/11/24
アジア【電力】

 中国最大の原子力発電事業者であり世界最大の原子力発電設備メーカーである中国広核集団は11月23日、マレーシアのEdra Global Energy Bhdとの間で、同社傘下の電力事業会社の株式及び新事業開発権の買収に関して協議書に調印した。この協議はマレーシア、エジプト、バングラディシュ、アラブ首長国連邦、パキスタンの「一帯一路」沿線5ヵ国におけるクリーン・エネルギー事業13件が対象になる。中国のクリーン・エネルギー産業の「走出去」(対外進出)戦略のさらなる進展を示すものになる。

 今回の買収により、中広核は国際クリーン・エネルギー事業を引き続き強化、拡大することになる。Edraの事業はいずれも「一帯一路」の代表的な国々に所在し、現時点で分布する国の広がりや規模の面で最も大きい「一帯一路」事業の一つになる。

 Edra社は東南アジアをリードするIPP(独立系発電事業者)であり、経営支配する稼動中の設備は662万kW、うち13件の電力事業は天然ガス発電を主とするクリーン・エネルギー事業であり、東南アジア等におけるクリーン・エネルギー事業の開発と運営経験に富む。同社はソーラーなど天然ガス以外のクリーン・エネルギー事業開発にも前向きに取り組んでいる。

 (新華網 11月24日)