12月17日、中国の李克強首相とロシアのメドベージェフ首相の立会の下に、中国石油天然ガス集団(CNPC)の王宜林董事長(会長)とロシア天然ガス企業Gazpromのミレル社長が北京で《中露天然ガスパイプライン東線事業クロスボーダー区間の設計・建設協議》と《CNPCとGazpromneftの協力了解覚書》に調印した。今回の協議書調印により、中露天然ガスパイプライン東線の建設がさらに推進され、双方の協力領域が深まり、広がることになる。 《中露天然ガスパイプライン東線事業クロスボーダー区間の設計・建設協議》は同区間の設計と施工作業の手続きを確定するとともに、施工期間における工事の質と環境保護等の対策について要件を提示している。中露天然ガスパイプライン東線のロシア国内区間に当たる「シベリアの力」パイプラインは2014年9月1日に、中国国内区間は2015年6月29日に着工され、2018年の完成と開通が予定されている。 一方、《CNPCとGazpromneftの協力了解覚書》に基づき、双方はロシア及び第三国の上流分野の協力について共同で検討を進め、探査・開発や、石油製品の販売、エンジニアリング、設備の貿易等をめぐって協力を展開することになる。 また、12月17日には双方は《中露東線区間の“通信協定”》《ロシア極東から中国への天然ガス供給事業の作業計画書》《天然ガス発電事業の作業計画書》にも調印した。 （中国能源網 12月18日）
12月17日、中国の李克強首相とロシアのメドベージェフ首相の立会の下に、中国石油天然ガス集団(CNPC)の王宜林董事長(会長)とロシア天然ガス企業Gazpromのミレル社長が北京で《中露天然ガスパイプライン東線事業クロスボーダー区間の設計・建設協議》と《CNPCとGazpromneftの協力了解覚書》に調印した。今回の協議書調印により、中露天然ガスパイプライン東線の建設がさらに推進され、双方の協力領域が深まり、広がることになる。
《中露天然ガスパイプライン東線事業クロスボーダー区間の設計・建設協議》は同区間の設計と施工作業の手続きを確定するとともに、施工期間における工事の質と環境保護等の対策について要件を提示している。中露天然ガスパイプライン東線のロシア国内区間に当たる「シベリアの力」パイプラインは2014年9月1日に、中国国内区間は2015年6月29日に着工され、2018年の完成と開通が予定されている。
一方、《CNPCとGazpromneftの協力了解覚書》に基づき、双方はロシア及び第三国の上流分野の協力について共同で検討を進め、探査・開発や、石油製品の販売、エンジニアリング、設備の貿易等をめぐって協力を展開することになる。
また、12月17日には双方は《中露東線区間の“通信協定”》《ロシア極東から中国への天然ガス供給事業の作業計画書》《天然ガス発電事業の作業計画書》にも調印した。
（中国能源網 12月18日）