雲南省は鉄鋼と石炭産業を皮切りに、今後3年間は新規炭鉱建設事業、新規生産能力の技術改革や生産能力追加の承認を原則として停止するなどして、過剰生産能力の退出を加速する。

　供給側構造改革を推進するため、雲南省は過剰生産能力の新規増設を厳禁し、各地方、各部門がいかなる名目や方式であれ、鉄鋼、セメント、板ガラス等の生産能力増設事業を行うことを禁止する。

　雲南省は石炭生産能力を現在の1億1,800万トンから7,000万トン以内に圧縮する計画であり、生産能力の40.7％以上を撤去することになる。また、鉄鋼生産能力は現在の3,000万トンから16.7％以上撤去して2,500万トン以内とする。

　（中国煤炭資源網 5月30日）