中国核能?力股份有限公司のスポークスマンは上場1周年発表会において、国家原子力発電発展計画には内陸部の原子力発電開発開始の明確なタイムスケジュールは未だないが、内陸原子力発電事業推進工作は未だ停止されていないと表明した。

　原子力発電中長期発展計画によると、2020年には中国の稼動中の原子力発電設備容量は5,800万kW、建設中設備容量は3,000万kWに達し、総合規模は現在の2倍以上になる。この目標をもとに試算すると、第13次5ヵ年計画期には年平均6〜8基の原子力発電設備建設の承認を得なければならない。現時点ですでに10余りの省・自治区が内陸原子力発電事業の部署を進めており、基本FS報告の審査を終えた立地先は30ヵ所を超えている。国家発展改革委員会も中国工程院と中国核能産業協会に委託して内陸原子力発電所の立地先についてリサーチを進め、安全性が着工条件に適合するかどうかを論証している。つまり、国と地方のいずれもが内陸原子力発電事業の推進に力を入れているのである。

　（中国核電信息網 6月15日）