内蒙古炭鉱安全監察局からの情報によると、同局は今年6月の1ヵ月間、《国家炭鉱安全監察局の2016年度7項目の専門監察方案に関する通達》に従って、炭鉱の能力超過生産活動に対する専門監察を展開した。

　今回の監察は、全てを網羅し、問題に取り組み、厳正に法を執行することを特徴とし、監察要員延べ290人を出動させ、石炭を生産する11の盟・市と51の旗・県を対象に、自治区全体の正常生産炭鉱の45％に当たる累計104ヵ所の炭鉱に対し監察を行った。今回の監察では能力超過生産を重点監察対象として各種の問題207件を洗い出し、5ヵ所の炭鉱の能力超過生産活動を摘発、法に基づいて厳正に処理した。

　内蒙古炭鉱安全監察局が発表した統計によると、能力超過生産に対する厳正な監察と摘発により、1〜6月の内蒙古自治区の原炭生産量は4億281万トンに止まり、前年同期に比べ4,669万トン、11％下がり、減量化生産の効果が顕著に現れた。

　（中国煤炭資源網 7月27日）