韓国貿易協会北京代表部の12月25日の発表によると、今年11月の北朝鮮の対中輸出額は前年同月比34.1%増加して2.56億ドルに達した。中でも制裁リストに盛り込まれた石炭等の対中輸出は前年同月に比べ99.6%の大幅増になり、1億4,668万ドルに達した。
韓国聯合ニュースによると、国連安保理が新たな制裁決議を採択する直前の11月、北朝鮮は最後の輸出のチャンスを捉えて、対中石炭輸出に全力を挙げた。
国連安保理は11月30日、北朝鮮に対する新決議を採択し、民生用途に当たるか否かを問わず、石炭輸出に年間上限を設定し、来年から北朝鮮の石炭輸出規模を4億90万ドルか750万トンのいずれか小さい方を超えてはならないとした。これは北朝鮮の2015年の石炭輸出の38%に相当する。
今回の決議は、北朝鮮が銅、ニッケル、銀、亜鉛鉱を輸出することも禁止した。安保理の石炭・鉱石の輸出制限又は禁止によって、北朝鮮の輸出額は8億ドル縮小する見通しである。
石炭は北朝鮮の主力輸出商品であり、対中輸出の中で40%近い比重を占めている。北朝鮮は安保理の制裁の兆しを察して、11月に対中石炭輸出拡大に注力したと見られる。具体的に見ると、11月の対中石炭輸出額は前年同月比112.1%増加して1億3,938万ドルに達し、鉄鉱石は45.1%の大幅増になって、499万ドルに達した。また、鉄鋼輸出額も前年同月比96.9%増加して、143万ドルに達した。
今年、各国は相次いで対北朝鮮制裁措置を取ったが、北朝鮮の対中石炭輸出は減るどころか逆に増加した。今年8月の輸出額は前年同月比27.3%増になり、9月は0.6%増であったが、10月は69.6%増に達した。今年1〜11月の対中石炭輸出額は前年同期比4.7%増の10億895万ドルに達した。
(中国煤炭資源網 12月26日)
韓国貿易協会北京代表部の12月25日の発表によると、今年11月の北朝鮮の対中輸出額は前年同月比34.1%増加して2.56億ドルに達した。中でも制裁リストに盛り込まれた石炭等の対中輸出は前年同月に比べ99.6%の大幅増になり、1億4,668万ドルに達した。
韓国聯合ニュースによると、国連安保理が新たな制裁決議を採択する直前の11月、北朝鮮は最後の輸出のチャンスを捉えて、対中石炭輸出に全力を挙げた。
国連安保理は11月30日、北朝鮮に対する新決議を採択し、民生用途に当たるか否かを問わず、石炭輸出に年間上限を設定し、来年から北朝鮮の石炭輸出規模を4億90万ドルか750万トンのいずれか小さい方を超えてはならないとした。これは北朝鮮の2015年の石炭輸出の38%に相当する。
今回の決議は、北朝鮮が銅、ニッケル、銀、亜鉛鉱を輸出することも禁止した。安保理の石炭・鉱石の輸出制限又は禁止によって、北朝鮮の輸出額は8億ドル縮小する見通しである。
石炭は北朝鮮の主力輸出商品であり、対中輸出の中で40%近い比重を占めている。北朝鮮は安保理の制裁の兆しを察して、11月に対中石炭輸出拡大に注力したと見られる。具体的に見ると、11月の対中石炭輸出額は前年同月比112.1%増加して1億3,938万ドルに達し、鉄鉱石は45.1%の大幅増になって、499万ドルに達した。また、鉄鋼輸出額も前年同月比96.9%増加して、143万ドルに達した。
今年、各国は相次いで対北朝鮮制裁措置を取ったが、北朝鮮の対中石炭輸出は減るどころか逆に増加した。今年8月の輸出額は前年同月比27.3%増になり、9月は0.6%増であったが、10月は69.6%増に達した。今年1〜11月の対中石炭輸出額は前年同期比4.7%増の10億895万ドルに達した。
(中国煤炭資源網 12月26日)