中国電力企業聯合会の2016年電力統計速報によると、全国の6000kW以上発電所の設備平均利用時間数は引き続き低下し、2016年は3,785時間、前の年に比べ203時間下がり、1964年以来の最低水準になった。

　うち火力発電については、2016年末時点の全国設備容量は10.5億kW、設備平均利用時間数は4,165時間で、前年に比べ199時間下がった。平均利用時間数が5,000時間を超えたのは山東と江蘇、4,500時間超は河北、寧夏、江西及び内蒙古。チベットであった。一方、雲南及び四川は2,200時間を下回った。北京、河北、チベットを除いていずれの省・自治区・直轄市とも利用時間数が下がった。特に海南は1,000時間以上下がり、青海、福建、四川、新疆及び寧夏は500時間以上下がった。

　（中国能源網 2月4日）