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中国
【石油・天然ガス】

中国の原油対外依存度が年々上昇 2016年の国内生産量は7.3%減 (17/02/14)
2017/2/14
中国【石油・天然ガス】

 2016年12月の中国の原油輸入量は過去最高を記録し、2017年1月の輸入量も二ケタ台の増加になった。税関総署が発表した統計によると、1月期の中国の原油輸入は3,403万トン、前年同月比27.5%の増加になった。輸入額は899.9億ドル、87%増。

 中国の原油輸入権と輸入原油使用権の緩和が進み、2016年には13社の地方製油所が「2つの権利」を取得した。地方製油所の精製原料の中で輸入原油が半分以上を占め、地方製油所の原油輸入量は今や原油総輸入量の11%を占める。このことも中国の原油輸入需要を押し上げている。2016年の中国の原油輸入は3.81億トンに達し、前年に比べ13.6%増加した。今年1月の輸入量は前年同月に比べ27.5%増加し、輸入額は9割近くの増加になった。

 一方、低油価を背景に、効率が低くコストが高い油田は徐々に減退している。つまり、中国の原油対外依存度は徐々に上昇し、昨年の中国の原油生産量は1億9,771万トン、前年比7.3%減になった。

 中国能源網の首席情報官である韓暁平氏は次のような見方を示す。原油生産能力が大幅に縮小すると、中国のエネルギーセキュリティに直接的な脅威がもたらされる可能性がある。中国の原油対外依存度はすでに60%を超えている。国際間に不測の状況が突発的に発生すると、石油供給に問題が生じる。中国のような大国にとってはエネルギーセキュリティを考慮することが不可欠である。

 中国はエネルギーセキュリティの見地から依然として原油備蓄をスピードアップする必要がある。国家発展改革委員会によると、国家石油備蓄基地第1期及び第2期事業の備蓄基地8ヵ所がすでに完成しており、総備蓄容量は2,860万m3に達している。国家発展改革委員会の趙辰昕報道官によると、第13次5ヵ年計画期末には石油備蓄建設はほぼ完了し、中国は世界の石油備蓄大国入りを果たす。第13次5ヵ年計画期には国家石油備蓄第2期事業が全て完成し、第3期事業が全面的に着工される。東南沿海部や経済発達地区で備蓄事業の部署を引き続き強化するとともに、中部と西部の内陸経済ベルトへも延伸させる。

 (鳳凰資訊 2月14日)