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【石炭】

新疆が今年30万トン以下の小炭鉱109ヵ所を淘汰へ (17/03/15)
2017/3/15
中国【石炭】

 新疆自治区の石炭工業管理局と炭鉱安全監察局は全区石炭老朽化生産能力淘汰工作推進会議を開いた。同会議からの情報によると、新疆は年産30万トン以下の小炭鉱109ヵ所、生産能力合計937万トン/年を今年淘汰する

 淘汰する小炭鉱109ヵ所は自治区のほぼ全体に分布しているが、特に昌吉、イリ等に密集している。新疆炭鉱安全監察局の呉甲春局長によると、30万トン以下の小炭鉱を淘汰することは石炭供給側構造改革の重要な政策部署であり、炭鉱の安全生産を確保する上での根本的な対策になる。
 
 なお、新疆は、承認を得ないまま建設した炭鉱21ヵ所の生産を1年間臨時に許可する。これら21ヵ所の炭鉱は安全監督管理の責任の主体を明確にする。

 新疆は2016年に17ヵ所、合計241万トンの老朽化生産能力を淘汰して、2016年度の炭鉱整理と閉鎖任務を全うした。

 (中国煤炭資源網 3月15日)