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【原子力】

中核集団とサウジ地質調査局がウラン・トリウム資源開発協力でMOU調印 (17/03/17)
2017/3/17
中国【原子力】

 3月16日、習近平主席とサウジアラビアのサルマン国王の立会の下で、中国核工業集団(中核集団)とサウジアラビア地質調査局が《ウラン・トリウム資源協力了解覚書》に調印した。

 中核集団は2年間、サウジアラビアのポテンシャルを備える9ブロックで放射性資源探査を展開する。なお、中核集団とサウジアラビア地質調査局は今回、ウラン鉱探査契約も調印した。

 サウジアラビアは主に石油と天然ガス発電に依存しているが、電力消費が急増し、石油・天然ガス資源にとっては圧力になっている。サウジアラビアはそのため、原子力発電開発計画を策定し、核工業体系を確立しようと図っており、世界との協力を模索している。

 中核集団はこれまでサウジアラビアと良好な協力関係を維持し、ウラン資源、原子力発電、核燃料サイクル、マンパワー開発、原子力による海水淡水化、核技術の応用等の分野で協力を推進し、優れた成果を上げている。

 (中国能源網 3月17日)