現地時間4月3日、中国石油天然ガス(CNPC)のアラブ首長国連邦の権益油100万バレルを積載したNEW CONSTANT号がFujairah港から中国へと出向した。CNPCがアブダビADCO陸上油田開発事業契約に調印してからわずか1ヵ月余りで投資収益を上げる重要な段階へと急速に進んだ。中国とアブダビの「一帯一路」エネルギー協力の新たなマイルストーンになる。

　アブダビADCO陸上油田開発事業は、現在年産約8,000万トンに上る超大規模油田共同開発事業である。今年2月19日、CNPCとアブダビ国営石油公社(ADNOC)は株式売買契約に調印し、CNPCは8％の権益を取得した。契約期間は40年になる。

　ADCO陸上油田開発事業は、2013年のCNPCとADNOCの陸上・海上共同開発事業に次ぐアブダビ石油上流分野の重大エネルギー協力事業であり、CNPCの「中東における拡大」や海外資産配置の最適化にとって重要な意義を備える。

　（中国証券網 4月6日）