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【新エネルギー】

河北省に「洋上風力発電時代」が到来 (17/05/12)
2017/5/12
中国【新エネルギー】

 唐山市楽亭菩提島洋上風力発電所300MW実証事業の基礎土木工事が正式に始まった。中国の北方地区初の洋上風力発電所が着工され、河北省は「洋上風力発電時代」を迎えることになる。

 同事業は設備容量300MWに上り、ブレードの直径130mの4MW洋上風力発電設備75基を採用し、海底ケーブルによって陸上の電力グリッドに連系する。投資額約56億元、年間売電量7.6億kWhになる。同じ発電量の火力発電事業と比べると、年間約24.4万tce(標準炭換算トン)の石炭を節約し、二酸化硫黄の排出を4,204.47トン、一酸化炭素を56.9トン、二酸化炭素を62.57万トン削減し、22.5万トンの節水を実現する。

 この事業は、河北省の再生可能エネルギーの占める比率の上昇、エネルギー構造の改善、環境圧力の緩和などで重要な模範としての作用を発揮する。

 (北京日報 5月12日)