新華社5月26日Rudbar電によりと、中国葛洲壩集団股份有限公司が建設を請け負った大型水力発電事業が5月25日、イラン西部Luristan州Rudbarバレー地区で正式に系統連系を開始した。中国とイラン両国の官僚と業界の代表300人余りが稼動式典に出席した。

　イランのチートチヤーン・エネルギー相は式辞の中で、Rudbar事業は中国水力発電企業の先進的な設計・施工水準を体現していると賞賛した。同エネルギー相によると、Rudbar事業は4ヵ月前倒しで竣工し、年間発電電量は10億kWh、イランの水力発電設備容量の4％を占める。同事業の稼動によって年間62.6万トンのCO2を削減することが可能になる。現地の電力不足の緩和、石炭資源の節約、電力供給の質的向上、環境汚染管理や民生の改善にとってポジティブンな意義を有する。

　（人民網 5月27日）