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【石油・天然ガス】

2本のガスPL追加建設に向けた中露交渉が停滞 ロイター電 (17/06/08)
2017/6/8
中国【石油・天然ガス】

 FX168財経報社香港電
 ロイター電によると、ロシアの消息筋2名は、ロシアから中国へのガスパイプライン2本の追加建設交渉が停滞に陥っていることを明らかにした。中国側が、所要のLNGがどの程度かも含めて自身のエネルギーバランス問題を改めて検討しているためである。

 ロシア天然ガス大手Gazpromは中国側とガスパイプライン2本の追加建設をめぐって交渉を進めている。Gazpromはすでに「シベリアの力」(Power of Siberia)という名の対中ガス輸送パイプラインに着工済みである。一方、2本の新規ガスパイプライン建設計画のうち、1本は西部で「シベリアの2」パイプラインになり、もう1本は東部で太平洋上のサハリン島を起点とする。

 中露交渉について詳しい関係者は「シベリアの力2パイプラインもサハリンパイプラインもどちらも進展していない。非常の多くの要因があって、中国は未だ決定に到っていない」と述べた。

 Gazprom消息筋も、この2本のパイプラインには未だ進展がないと指摘した。もし完成すると、この2本のパイプラインはロシアから中国へ年間400億m3のガスを追加輸送することになる。

 一方、「シベリアの力」パイプラインの稼動は2019年末か2020年以降になり、中国へ毎年380億m3のガスを輸送する。

 BPの2035年までの見通しによると、2025年から10年間、ロシアも含む対中パイプラインガスの比率は概ね現状を維持することになる。LNGと中国国内の天然ガス生産量の比率が大幅に上昇するからである。

 BPのHead of Russia and CIS EconomicsであるVladimir Drebentsov氏は「合意文書に調印済みのパイプライン(シベリアの力)を除いて、2035年までは(新規の)パイプラインの必要はないと予想している」と表明した。

 (鳳凰財経 6月8日)