税関総署が12月23日に発表した最新統計によると、11月期の中国の一般炭（瀝青炭と亜瀝青炭を含み褐炭を含まず）輸入量は815万トン、前年同月に比べ286万トン、26.0％減少した。前月に比べると129万トン、18.8％増になった。

　2017年1〜11月の一般炭輸入量は9,620万トン、前年同期に比べ922万トン、10.6％増加した。

　11月の褐炭輸入量は782万トン、前年同月に比べ113万トン、12.7％減少した。前月に比べると80万トン、9.3％減少した。1〜11月の褐炭輸入量は7,588万トン、前年同期に比べ1,127万トン、17.4％増加した。

　業界関係者によると、関係政府部門は石炭輸入に対する制限的措置を一時撤回して、冬季の石炭供給を増やすよう図っている。業界関係者の大方の見方によると、一部地区が輸入炭の通関に対して便宜を図るのは短期的な応急措置であり、全体への影響は限られ、長期的な石炭輸入政策に影響する可能性も低い。

　（中国煤炭資源網 12月25日）